“けんれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妍麗40.0%
娟麗20.0%
県令20.0%
絢麗20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少女ではないから完成されぬところもなくて妍麗けんれいなる盛りの花と見えた。大事に育てられてきた価値は十分に受けとれた。親の愛でこれを見れば、目もくらむ美女と思われるに違いない。
源氏物語:51 宿り木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
それは娟麗けんれいならぶものなき女であった。みるみる人が多くなってきた。女は起って急いで往ってしまった。
阿宝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
役人は引っ返してそれから県令けんれいに報告すると、県令はその俳優を呼出して更に取調べた上で、お前はもう一度、包孝粛の扮装をして舞台に出てみろ、そうして
女侠伝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それは太守たいしゅも、刈屋頼母かりやたのもも、まったく望みを絶っていた、増長天王ぞうちょうてんのう陶器像すえものぞう。しかも一点のきずなく彫琢ちょうたく巧緻こうち染付そめつけ豪華ごうか絢麗けんれいなこと、大川内おおかわちの山、開いてこのかた、かつて見ない色鍋島いろなべしまの神品。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)