“けんぎゅうせい”の漢字の書き方と例文
語句割合
牽牛星100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして一方には中国でいう牽牛星けんぎゅうせいすなわち彦星を、また犬飼星いぬかいぼしと呼ぶことは、少なくとも倭名鈔わみょうしょうの昔からである。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
大熊星座おおくませいざのなかの北斗七星ほくとしちせいのこと、小熊星座のなかの北極星のこと、次には、アンドロメーダ星座、ペルセウス星座、牽牛星けんぎゅうせい織女星しょくじょせい銀河ぎんがのこと、彗星すいせいのこと
山の別荘の少年 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
もう一つ、もっと大事な意味があったように、私は子供の頃から聞かされていた。この夜は、牽牛星けんぎゅうせいと織女星が、一年にいちどのう瀬をたのしむ夜だったはずではないか。
作家の手帖 (新字新仮名) / 太宰治(著)