“くろこま”の漢字の書き方と例文
語句割合
黒駒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬は雪二丈もつもりて人のゆきゝもたゆるゆゑ、此時人死すれば寺におくる事ならざれば、此村に山田を氏とする助三郎といふものゝ家にむかしより持伝へたる黒駒くろこま太子としようする画軸ぐわぢく*7あり
六の時にはもうほおひげも生えて三十くらいに見え、へんに重々しく分別ありげな面構つらがまえをして、すこしも可愛かわいいところがなく、その頃、讃岐に角力すもうがはやり、大関には天竺仁太夫てんじくにだゆうつづいて鬼石、黒駒くろこま
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)