“ぎょじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魚人50.0%
漁人50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚人ぎょじんは、僕を海底のまたその下へ引きずりこもうとするのだ。どうしよう。行こうか、それともことわろうか。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
五人の魚人ぎょじんたちをむかえた海底都市は、その歓迎に、町々がひっくりかえるほどのにぎやかさであった。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
空間のうす桃色の大きな波と見えたのは例の魚人ぎょじんトロ族がおびただしくこの洞窟どうくつみたいな中に充満じゅうまんし、そして彼らは僕をもっとよく見たがって、たがいにひしめきあっているのだと分った。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
東晋とうしん太元たいげん年中に武陵ぶりょう黄道真こうどうしんという漁人ぎょじんが魚を捕りに出て、渓川たにがわに沿うて漕いで行くうちに、どのくらい深入りをしたか知らないが、たちまち桃の林を見いだした。