“ぎょかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魚介75.0%
御会12.5%
御懐12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といって出た饗膳にも、裏日本の味ともいえる魚介ぎょかいの新鮮や山野の菜根さいこんが、ゆかしく調理されていた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
布衣ほいにすぎない義清だが、文学に心ある者として、かつは、主家すじの徳大寺実能のひきたてもあって、院の歌合わせにも、仁和寺にんなじの法親王の御会ぎょかいにも、義清はよく席に連なる栄に浴していた。
という句を得たまいて、ひそかに御懐ぎょかいかないたるようおぼしたまいたる時、文時もまた句を得て
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)