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菜根
ふりがな文庫
“菜根”の読み方と例文
読み方
割合
さいこん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいこん
(逆引き)
といって出た饗膳にも、裏日本の味ともいえる
魚介
(
ぎょかい
)
の新鮮や山野の
菜根
(
さいこん
)
が、ゆかしく調理されていた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
村人はわずかな
菜根
(
さいこん
)
の
畠
(
はたけ
)
に見張りをつけるほど、食物はまるで実らなかった。その乏しいというよりも殆ど一本の菜っ葉をかぞえるくらいの畠は、夜にはいると荒らされて盗みの手がはいった。
野に臥す者
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「
菜根
(
さいこん
)
を
咬
(
か
)
みて百
事
(
じ
)
作
(
な
)
すべし」
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
菜根(さいこん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“菜根”の意味
《名詞》
野菜の根っこ。根菜。
粗食。
(出典:Wiktionary)
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“菜根”で始まる語句
菜根譚
検索の候補
菜根譚
咬得菜根
根菜類
大根菜屁
“菜根”のふりがなが多い著者
佐々木邦
吉川英治
室生犀星