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きんぺいだいこく
ふりがな文庫
“きんぺいだいこく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
金瓶大黒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金瓶大黒
(逆引き)
秀造さんは吉原の
大籬
(
おおまがき
)
金瓶大黒
(
きんぺいだいこく
)
の恋婿で、吉原に文明開化をもちこんで、幾分でも吉原を明るくしたかわりに養家はつぶしてしまった人。異之助さんは本邦最初の、外国火災保険詐欺をやった男。
旧聞日本橋:16 最初の外国保険詐欺
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
円朝の後に円朝は出なかった。吉原は大江戸の昔よりも更に一層の繁栄を極め、
金瓶大黒
(
きんぺいだいこく
)
の三名妓の噂さが
一世
(
いっせ
)
の語り草となった位である。
銀座界隈
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
は第一に「
小梅
(
こうめ
)
の
伯母
(
をば
)
さん」と
云
(
い
)
ふのは
元
(
もと
)
金瓶大黒
(
きんぺいだいこく
)
の
華魁
(
おいらん
)
で明治の初め
吉原
(
よしはら
)
解放の時
小梅
(
こうめ
)
の
伯父
(
をぢ
)
さんを頼つて来たのだとやら
云
(
い
)
ふ話を
思出
(
おもひだ
)
した。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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