“きょうほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
享保80.0%
匡輔10.0%
鞏保10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
享保きょうほの初年である。利根川のむこう河岸がし、江戸の方角からいえば奥州寄りの岸のほとりに一人の座頭ざとうが立っていた。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
今上きんじょうが元勲に匡輔きょうほの任を御命じになった大正の初めに於てである。元老が内閣更迭に集って相談するはこれが初めてであって、同時にまたこれが最後であろう。いな、最後であるべきである。
吾人が心事しんじ実にかくのごとし。吾人はわが皇室の尊栄と安寧とを保ちたまわんことを欲し、わが国家の隆盛ならんことを欲し、わが政府の鞏保きょうほならんことを欲するものなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)