“きゅうてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
灸点71.4%
丘巓14.3%
急転14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねて信心渇仰の大、大師、弘法様が幻に影向ようごうあった。灸点きゅうてんの法を、その以心伝教で会得した。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
遺骸むくろを奉じて埠頭ふとうを去る三マイルなるパセパンシャンの丘巓きゅうてんに仮の野辺送りをし、日本の在留僧釈梅仙を請じてねんごろに読経供養し
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
十二月に入ると、摂津せっつ方面の戦況は、急転きゅうてん直下を示した。いうまでもなく織田軍の優勢が、荒木一類をことごと掃蕩そうとうし終ったのである。まだ、伊丹をささえていた頃
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)