“きのこがり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茸狩83.3%
菌狩16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからまた三四年の後、母と弟二人と茸狩きのこがりに行ったことがある。遠くから常に見ている小山であったが、山の向うの谷に暗いさびしい池があって、しばらくその岸へりて休んだ。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
蘆葦茅草ろいぼうそうが枯れ枯れにくさむらをなしているところ、それが全くれて石ころのうずたかいところ、その間を、茸狩きのこがりか、潮干狩でもするような気分で、うかうかと屈伸しながら歩んで行くと、当然
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
案内の宿に長居ながい菌狩きのこがり
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)