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がいいちがい
ふりがな文庫
“がいいちがい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
咳一咳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
咳一咳
(逆引き)
満足げに
首肯
(
うなず
)
き首肯き小高い土盛りの中央に月の光を背にして立った。今一度、勢よく軍刀の
欛
(
つか
)
を背後に押しやって
咳一咳
(
がいいちがい
)
した。
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
咳一咳
(
がいいちがい
)
オホン! と言ったような、そんな
勿体
(
もったい
)
ぶったものなぞでは決してなかった。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
その時虹汀、大勢に打ち向ひて
慇懃
(
いんぎん
)
に一礼を施しつゝ、
咳一咳
(
がいいちがい
)
して
陳
(
の
)
べけるやう、
這
(
こ
)
は御遠路のところ、まことに御苦労千万也。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
私の直ぐ傍に
立佇
(
たちど
)
まった正木博士は、リノリウムの床の上を、北側から南側へコツリコツリと往復しながら
咳一咳
(
がいいちがい
)
した。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
……なぞと……そんな事を考えつつ茫然として、眼の前の空間を凝視している私の耳元に、又も
咳一咳
(
がいいちがい
)
した正木博士の声が、新しく、
活
(
い
)
き活きと響いて来た。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
がいいちがい(咳一咳)の例文をもっと
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