“かんこうば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勧工場97.1%
勧業場2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころ仲見世なかみせ勧工場かんこうばがあって、ナポレオン一世、ビスマルク、ワシントン、モルトケ、ナポレオン三世というような写真を売っていた。
三筋町界隈 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
両国りょうごく広小路ひろこうじに沿うて石を敷いた小路には小間物屋袋物屋ふくろものや煎餅屋せんべいやなど種々しゅじゅなる小売店こうりみせの賑う有様、まさしく屋根のない勧工場かんこうばの廊下と見られる。
お嬢さん達の衣装が綺麗で、日に二三度も着替えて御運動だから、彼奴あいつは安物買が勧業場かんこうばへ来たようにキョト/\して、危い石坂を駈下りたりなにかするので、今は何で行ったか分りませんが
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)