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かどば
ふりがな文庫
“かどば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
角張
72.7%
廉張
18.2%
稜張
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
角張
(逆引き)
図中二女を載せたる小舟の
後
(
うしろ
)
に立てる船頭はその姿勢不自然ならず。荒々しく
角張
(
かどば
)
りたる
橋杭
(
はしぐい
)
の
間
(
あいだ
)
よりは島と水との眺望あり。これ日本の風景中の最も美なるものなり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かどば(角張)の例文をもっと
(8作品)
見る
廉張
(逆引き)
四十を越した、巌乗な、肩の
廉張
(
かどば
)
った男である。器械刈にした頭の、筋太な、とげとげしい髪には、霜降りのように白い処が交っていて、顔だけつやつやして血色が
好
(
い
)
い。夫人はその男にこう言った。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
かどば(廉張)の例文をもっと
(2作品)
見る
稜張
(逆引き)
中村はちょうど留守であったし、広い茶の
室
(
ま
)
で晩飯の
餉台
(
ちゃぶだい
)
に就いている細君も
老人
(
としより
)
もそんな荷を持ち出したことに気がつかなかった。荷の中には、鏡台のような
稜張
(
かどば
)
った物もくるまれてあった。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
かどば(稜張)の例文をもっと
(1作品)
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