“かすがやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
春日山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに、第九師団衛戍えいじゅ病院の白い分院がある。——薬師寺、万松園まんしょうえん春日山かすがやまなどと共に、療養院は、山代の名勝に入っている。絵はがきがある。御覧なさい。
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今朝けさあさかりがねきつ春日山かすがやまもみぢにけらしがこころいたし 〔巻八・一五二二〕 穂積皇子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
伽婢子おとぎぼうこ」巻の十二に「大石おおいし相戦あいたたこう」と題して、上杉謙信うえすぎけんしん春日山かすがやまの城で大石が二つある日の夕方しきりにおどり動いて相衝突し夜半過ぎまでけんかをして結局互いに砕けてしまった。
化け物の進化 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)