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かしっぷち
ふりがな文庫
“かしっぷち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
河岸縁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河岸縁
(逆引き)
瓢屋の
婢
(
じょちゅう
)
は川獺の
悪戯
(
いたずら
)
をする晩を知っていて、お座敷が終って歌妓達が近くもあるし、川風に吹かれて逢引橋の袂から
河岸縁
(
かしっぷち
)
を帰ろうとすると
築地の川獺
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
河岸縁
(
かしっぷち
)
の
蟹
(
かに
)
と喧嘩したり、子供の喧嘩を仲裁したり、
溝
(
どぶ
)
に落ちたトラックを抱え上げてやったりしているうちに或日の事、大学校の構内へ迷い込んだ。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
聞かずに
河岸縁
(
かしっぷち
)
の方でも往こうものならきっと怪しいことに
逢
(
あ
)
ったので、
歌妓
(
げいしゃ
)
達は姉さんの
詞
(
ことば
)
に従って、そんな晩には
後
(
あと
)
もどりであるけれども、築地橋の方に往き、それから今の電車通りを曲って
築地の川獺
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
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