“かざりまど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飾窓93.3%
飾窻6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老商はひとりごとをいいながら、黄金メダルを天秤てんびんの皿からおろし、こんどはそれを店の飾窓かざりまどの中にあるガラス箱の棚の一つの上にのせた。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
歳暮せいぼ大売出しの楽隊の音、目まぐるしい仁丹じんたんの広告電燈、クリスマスを祝う杉の葉のかざり蜘蛛手くもでに張った万国国旗、飾窓かざりまどの中のサンタ・クロス
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
うしろに宝石商の飾窻かざりまどあり、舗石しきいしあり、樹の反射あり。
緑の種子 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)