“ショウウインドウ”の漢字の書き方と例文
語句割合
飾窓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に二三度は往来へ立ち止まって、近くの飾窓ショウウインドウから、大幅の光がさす中に、しっきりなく飛びまわる紙屑を、じっと透かして見た事もありました。
妖婆 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
賑かな往来は日暮ひぐれが近づくのに従って、一層人通りが多かった。のみならず、飾窓ショウウインドウの中にも、アスファルトの上にも、あるいはまた並木のこずえにも、至る所に春めいた空気が動いていた。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)