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かけよ
ふりがな文庫
“かけよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
駈寄
76.5%
馳寄
23.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駈寄
(逆引き)
駈寄
(
かけよ
)
った人々が
燭
(
しょく
)
を差上げ、片手を刀の柄にかけて、同じく空を見上げたところで幕になりました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
私は
駈寄
(
かけよ
)
って先生と握手したい衝動にかられたが、
怺
(
こら
)
えて、ていねいにお辞儀をしたとたんに
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
かけよ(駈寄)の例文をもっと
(13作品)
見る
馳寄
(逆引き)
新平民の仙太と見て、他の生徒が其側へ
馳寄
(
かけよ
)
つて、無理無体に手に持つ
打球板
(
ラッケット
)
を奪ひ取らうとする。仙太は堅く握つた
儘
(
まゝ
)
、そんな無法なことがあるものかといふ顔付。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
自分で自分を思いやると、急に胸が込上げて来て、涙は醜い顔を流れるのでした。やがて、思いついたように馬の傍へ
馳寄
(
かけよ
)
って、力任せに手綱を
引手繰
(
ひったく
)
りましたんです。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
かけよ(馳寄)の例文をもっと
(4作品)
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