“かけがへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掛替60.0%
掛代20.0%
欠替20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この陰気な牢屋の中を出て、自由な天地に帰らうとして、大胆な為事に掛かる同志のものに対して、仲間で誰一人本能的に同情してゐないものはないから、上着の掛替かけがへは惜まないのである。
突合つきあはせて種々いろ/\相談なせども何分思案に及ばぬゆゑいつそのこと天にも地にも掛代かけがへなき手の中の玉となしたる娘のお幸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見合みあはせ文藏樣は只一人の御子と云那程までに御執心ごしふしんの事なれば彼女を請出うけいだし御よめになされて然べし欠替かけがへのなき御子の事萬一もし不了簡抔ふれうけんなどあらば何となされ候やこゝの所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)