“かきを”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書了50.0%
書居50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『面影』といふのがそれで、昼は学校に出ながら、四日続け様に徹夜して百四十何枚を書了かきをへると、渠はそれを東京の知人に送つた。十二三日経つて、原稿はその儘帰つて来た。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
平日しめしていはれしは、我雪頽なだれうたれしとき筆をりてたりしは、たふと仏経ぶつきやうなりしゆゑたゞにやはとて一ごと念仏ねんぶつ申て書居かきをれり