“かうりやん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ：カウリヤン
語句割合
高梁50.0%
高粱50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十七八年役に南山（なんざん）を攻撃した兵卒の中に、敵の砲弾を受けながら、高梁（かうりやん）の畑で糞をしたものがある。新聞には大胆な振舞として書いてあつた。あれも矢張神経の刺戟である。
金貨 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)
蘆荻（ろてき）。埠頭（ふとう）。——柳の街道。高粱（かうりやん）畑。夕日。古城壁。——最後に私は巡警の物々しい北京前門停車場で、苦力（クウリイ）の人力車に包囲されてしまつた。
南京六月祭 (新字旧仮名) ／ 犬養健(著)