“かいりき”の漢字の書き方と例文
語句割合
怪力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精巧せいこうな機械の力で動く、この機械人間の恐ろしい怪力かいりきは、少年たちも毎日のように、自分らの目で見ていたのである。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
むらがるつるぎを雑草ともおもわず、押しかかるやりぶすまをれ木のごとくうちはらって、縦横無尽じゅうおうむじんとあばれまわる怪力かいりきは、さながら金剛力士こんごうりきしか、天魔神てんまじんか。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さてはこいつが、伊那丸いなまる幕下ばっかでも、怪力かいりき第一といわれた加賀見忍剣かがみにんけんだな……」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)