“おんしゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
恩爵50.0%
恩借37.5%
御笏12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おれには、もっと大きな恩爵おんしゃくが、やがて沙汰されるにちがいない」——と。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
貴君あなたの親御より十万円恩借おんしゃくありて、今年返済の期限きたり、万一延滞そろ節は所有地家蔵いえくらを娘諸共もろとも、貴殿へ差上候さしあげそろと申す文面の証書をしたゝめて、残し置き、拙者せっしゃは返金に差迫さしせま
まずこの山が飛騨の国の中央の位置にある。古来帝都に奉り、御笏おんしゃくの料とした一位いちいの木(あららぎ)を産するのでも名高い。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)