“おほつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大津100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あまかぞふ大津おほつの子が逢ひし日におほに見しかば今ぞくやしき」(巻二・二一九)という歌をも作っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
智山 冬の日のくれぬうちに大津おほつ宿しゆくまで。
佐々木高綱 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
海辺には松も何も生えて居ません。大津おほつの崎が淡路あはぢとすれすれになつて見える遠い景色をいと見て居るだけの所です。旅館の建ち並んだうしろに昔のお台場だいばがあります。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)