“おはたもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御旗本50.0%
御旗下50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
守りしかも天然の大力ありと雖も是を平常つねに顯さず仁義を專らになし強きをくぢき弱きを助け金銀ををしまず人の難儀なんぎを救ふ此故に大岡殿の吹擧すゐきよに預りて將軍家の御旗本おはたもととなり領地五百石を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
だつするは難き事ならんか茲に當時嘉川平助高吉と云る御旗本おはたもとあり先祖は輕き御家人なれども柳澤出羽守殿大老職の頃同家へ謟諛へつらひ段々と立身なし有難くも五代將軍綱吉公の御治世ごぢせいの時つひに御旗本の列に入り高二千五百石まで加増ありて相應の役柄を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それはのちの話で此の仏壇の事が江戸市中の評判となり、大學頭様も感心なされて、諸大名や御旗下おはたもと衆へ吹聴をなされましたから、長二の名が一時に広まって、指物師の名人と云えば
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)