“えんちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:エンチュウ
語句割合
円柱50.0%
剡中25.0%
煙柱25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは四面三十七けん、百二十じょうとうむしろをしき、黒く太やかな円柱えんちゅう左右に十本ずつの大殿堂。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宣城から漂陽にゆき、更に剡中えんちゅうに行き廬山に入った。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
剡中えんちゅう呉筠ごいんという道士がいた。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
悠然ゆうぜんとして太くたくましい棒が二本穴を抜けて来る。与次郎はその煙柱えんちゅうをながめて、半分背を唐紙からかみに持たしたまま黙っている。三四郎の目はぼんやり庭の上にある。引っ越しではない。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)