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えいごこち
ふりがな文庫
“えいごこち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
酔心地
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酔心地
(逆引き)
先ほどから
舳
(
へさき
)
へ出て、やや呑み過ごした
酔心地
(
えいごこち
)
を
得
(
え
)
もいわれぬ川風に吹払わせていた二人の門人
種員
(
たねかず
)
と
仙果
(
せんか
)
は覚えず
羨望
(
せんぼう
)
の
眼
(
まなこ
)
を見張って
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
また旅をするようになってから、ある時は全世界が輝き渡って
薔薇
(
ばら
)
の花が咲き、鐘の声が聞えて余所の光明に照されながら
酔心地
(
えいごこち
)
になっていた事がある。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
一同は既に十分の
酔心地
(
えいごこち
)
。覚えず声を
揃
(
そろ
)
えてまたもや絶景々々と叫ぶ。夕焼の空は次第に薄らぎ
鉄砲洲
(
てっぽうず
)
の
岸辺
(
きしべ
)
に
碇
(
いかり
)
を下した親船の林なす帆柱の上にはちらちらと星が
泛
(
うか
)
び出した。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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(2作品)
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よいごこち
ゑひごゝち