“うんりゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
雲龍100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし東京の大火の煙は田端たばたの空さへにごらせてゐる。野口君もけふは元禄袖げんろくそでしやの羽織などは着用してゐない。なんだか火事頭巾づきんの如きものに雲龍うんりゆうさしと云ふ出立いでたちである。
雲龍うんりゆう大履脊おほなめ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)