“うわつら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上面61.5%
表面23.1%
外面15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでは一通り上面うわつらだけを読んで、とりあえずの説明をすることも考えられるが、それは私にはどうも気が進まない。
「寺田寅彦の追想」後書 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
仏教が、私たちの日常の生活を視るのに、通り一ぺんの表面うわつらの現実とか、あるいは現世の支離滅裂な乱脈の方面ばかりを現実だとするような、そんな安っぽい見方をしないのです。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
外面うわつらだけで人のする事をなんとかおっしゃるのは少し残酷ですわ。……いゝえね」
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)