トップ
>
うちむき
ふりがな文庫
“うちむき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
内向
66.7%
家計向
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内向
(逆引き)
時々は玄関脇の書生部屋へ
這入
(
はい
)
って、かつて電話で口を
利
(
き
)
き合った事のある書生と世間話さえした。奥へも無論通る必要が生じて来た。細君に呼ばれて
内向
(
うちむき
)
の用を足す場合もあった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
俺はもう、中坂の藤井重之進の
内向
(
うちむき
)
のことを調べてゐるよ。御家人の
癖
(
くせ
)
に
賭事
(
かけごと
)
に
凝
(
こ
)
つて首も廻らぬ借金だ。一時は御家人の株まで賣らうとしたが、二三日前から急に金が出來て、ポツポツ借金を
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
うちむき(内向)の例文をもっと
(2作品)
見る
家計向
(逆引き)
といふよりは、夫が非職の郡長上りか何かで、家が余り
裕
(
ゆた
)
かで無いところから、お柳の
気褄
(
きづま
)
を取つては時々
恁
(
か
)
うして遣つて来て、その都度
家計向
(
うちむき
)
の
補助
(
たすけ
)
を得てゆくので。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
うちむき(家計向)の例文をもっと
(1作品)
見る
“うちむき”の意味
《名詞》
内側に向かうこと。
私事。家事。
国内や組織内、家庭内に目を向けること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うちむ
うつむ