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うたざいもん
ふりがな文庫
“うたざいもん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
歌祭文
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歌祭文
(逆引き)
柘榴口
(
ざくろぐち
)
の中の
歌祭文
(
うたざいもん
)
にも、めりやすやよしこのの声が加わった。ここにはもちろん、今彼の心に影を落した
悠久
(
ゆうきゅう
)
なものの姿は、
微塵
(
みじん
)
もない。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
風呂の中で
歌祭文
(
うたざいもん
)
を唄つてゐる
嚊
(
かかあ
)
たばね、上り場で手拭をしぼつてゐるちよん
髷
(
まげ
)
本多
(
ほんだ
)
、
文身
(
ほりもの
)
の背中を流させてゐる
丸額
(
まるびたひ
)
の
大銀杏
(
おほいてふ
)
、さつきから顔ばかり洗つてゐる
由兵衛奴
(
よしべゑやつこ
)
、
水槽
(
みづぶね
)
の前に腰を据ゑて
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
風呂の中で
歌祭文
(
うたざいもん
)
を
唄
(
うた
)
っている
嚊
(
かかあ
)
たばね、上がり場で
手拭
(
てぬぐい
)
をしぼっているちょん
髷本多
(
まげほんだ
)
、
文身
(
ほりもの
)
の背中を流させている
丸額
(
まるびたい
)
の
大銀杏
(
おおいちょう
)
、さっきから顔ばかり洗っている
由兵衛奴
(
よしべえやっこ
)
、
水槽
(
みずぶね
)
の前に腰を
据
(
す
)
えて
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(2作品)
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