“うき/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
浮々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し付けられ、しづみきツた反動はんどうで、恰で鳥の柔毛にこげが風に飛ぶやうに氣が浮々うき/\する。さけびしたくなる。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
励まされて花里は顔をあげましたが、胸につかえて居ることがあるんで浮々うき/\は出来ません、両人ふたりとも無言で、ジッと顔見合みあわしておりますと、廊下にバタ/\と草履の音がいたした。
何故さう浮々うき/\してゐるのだか僕にはよく分らない。