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いわかがみ
ふりがな文庫
“いわかがみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
岩鏡
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩鏡
(逆引き)
笹が少なくなって
石楠
(
しゃくなげ
)
や
御前橘
(
ごぜんたちばな
)
、
岩鏡
(
いわかがみ
)
、
苔桃
(
こけもも
)
などが下草に交って現れる。左に近く
笈吊
(
おいつる
)
岩の絶壁を仰ぐようになると直ぐ峠の頂上である。十日程前には紅葉が盛りであったという。
秋の鬼怒沼
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
そして
雪
(
ゆき
)
の
消
(
き
)
えたがけには、ふきのとうが
萌
(
めば
)
え、
岩鏡
(
いわかがみ
)
の
花
(
はな
)
が
美
(
うつく
)
しく
咲
(
さ
)
いていました。
らんの花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
岩間には
岩鏡
(
いわかがみ
)
、
一葯草
(
いちやくそう
)
其外名も知らぬ紅や白や桃色の花が咲きこぼれ、特に一面に叢生している石楠の大木は、殆んど白に近いほど極めて薄い桃色のさした花を枝も
撓
(
たわ
)
む許りにつけて
奥秩父の山旅日記
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
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