“いりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夷陵50.0%
医療25.0%
意料25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきに前線へ来て悪戦苦闘を続けておられたわが呉王の甥君おいぎみたる孫桓そんかんは、先頃から夷陵いりょうの城に取り籠められ、内に兵糧なく、外は蜀兵に遮断されておる。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうした適塾てきじゅく生徒せいとなかから、わかい革命家かくめいか橋本左内はしもとさない軍人ぐんじん政治家せいじか村田蔵六むらたぞうろく(のちの大村益次郎おおむらますじろう)、医療いりょう制度せいどをあらためた長与専斎ながよせんさい日本赤十字社にほんせきじゅうじしゃをつくった佐野常民さのつねたみなど
陣幕久五郎のまけは当時人の意料いりょうほかに出た出来事である。抽斎は角觝かくていを好まなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)