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いねこ
ふりがな文庫
“いねこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
稲扱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稲扱
(逆引き)
見れば細君は
稲扱
(
いねこ
)
く手を休めた。音作の女房も振返つて、気の毒さうに省吾の顔を眺め乍ら、前掛を
〆直
(
しめなほ
)
したり、身体の
塵埃
(
ほこり
)
を掃つたりして、
軈
(
やが
)
て顔に流れる
膏汗
(
あぶらあせ
)
を拭いた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
ところが、やがて五六ヶ月経って秋の
収穫期
(
とりいれどき
)
になると、後家さんの下ッ腹が約束の通りにムクムクとセリ出して来たのでドエライ評判になった。どこの
稲扱
(
いねこ
)
き
場
(
ば
)
でもこの噂で持ち切った。
いなか、の、じけん
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
居酒
(
いざけ
)
の風習は起原必ずしも新しからず、少なくとも
稲扱
(
いねこ
)
き発明以前であったとは言える。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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