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いとくず
ふりがな文庫
“いとくず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
糸屑
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糸屑
(逆引き)
窓の下はコールタの
剥
(
は
)
げたトタン
葺
(
ぶき
)
の平屋根で、二階から捨てる
白粉
(
おしろい
)
や
歯磨
(
はみがき
)
の水の
痕
(
あと
)
ばかりか、毎日
掃出
(
はきだ
)
す
塵
(
ちり
)
ほこりに
糸屑
(
いとくず
)
や紙屑もまざっている。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それだのに柵は俺のことを
糸屑
(
いとくず
)
ほどにも愛していなかった。あの女の恋人は夏彦であった。俺の弟を愛していたのだ。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それから、お楽の手の爪の中に
紬
(
つむぎ
)
の
糸屑
(
いとくず
)
が、ほんの少しだが入っている、抱きついて背中を刺された時掻きむしったんだね、紬を着るのはたいがい男だ
銭形平次捕物控:024 平次女難
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
いとくず(糸屑)の例文をもっと
(17作品)
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