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いちょうがた
ふりがな文庫
“いちょうがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
銀杏形
66.7%
銀杏型
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀杏形
(逆引き)
笑う時は、少し身を斜めにして、美しく染めた
唇
(
くち
)
の
鉄漿
(
おはぐろ
)
へ、
銀杏形
(
いちょうがた
)
の
扇子
(
せんす
)
を当てて笑うのが、彼のいつもする癖だった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
七つ八つの泡によって鍋底から浮上り漂う
銀杏形
(
いちょうがた
)
の
片
(
き
)
れの中で、ほど良しと思うものを彼は
箸
(
はし
)
で選み上げた。手塩皿の
溜醤油
(
たまり
)
に片れの一角を浸し熱さを吹いては喰べた。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
いちょうがた(銀杏形)の例文をもっと
(2作品)
見る
銀杏型
(逆引き)
だが、その顔は、
銀杏型
(
いちょうがた
)
の
藁編笠
(
わらあみがさ
)
でかくしているので、その
面
(
おもて
)
に、どんな感情をひそめているかまでは、
傍
(
はた
)
から
窺
(
うかが
)
うよしもない。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いちょうがた(銀杏型)の例文をもっと
(1作品)
見る
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