“いちもんじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
一文字100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その墓と小栓の墓は小路こみちを隔てて一文字いちもんじに並んでいた。華大媽は見ていると、老女は四皿のおさいと一碗の飯を並べ、立ちながらしばらく泣いて銀紙を焚いた。
(新字新仮名) / 魯迅(著)
Brocken ざんへ! はうきまたがつたばあさんが、赤い月のかかつた空へ、煙突から一文字いちもんじに舞ひあがる。
動物園 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
と金剛力を出して一振ひとふりすると恐ろしい力、鳥居は笠木かさぎ一文字いちもんじもろにドンと落ちた。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)