“あんしよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
安食50.0%
暗色50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我孫子がそんしの『あびこ』を始めとし、木下もくかの『きおろし』、安食あんしよくの『あじき』、松崎まつざきの『まんざき』など、この佐原線には、難訓の驛名少なからず。湖北とて、支那めきたる驛名もあり。
三里塚の桜 (旧字旧仮名) / 大町桂月(著)
曙色あけぼのいろ薔薇ばらの花、「時」の色「」の色を浮べて、獅身女面獸スフインクス微笑ほゝゑみを思はせる暗色あんしよく薔薇ばらの花、虚無きよむに向つて開いた笑顏ゑがほ、その嘘つきの所が今に好きになりさうだ、僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)