“安食”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あじき50.0%
あんしよく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、安食あじきの街道茶屋が見えて来たときである。家来のひとりが道誉のそばでささやいた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
我孫子がそんしの『あびこ』を始めとし、木下もくかの『きおろし』、安食あんしよくの『あじき』、松崎まつざきの『まんざき』など、この佐原線には、難訓の驛名少なからず。湖北とて、支那めきたる驛名もあり。
三里塚の桜 (旧字旧仮名) / 大町桂月(著)