“あんきしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
安徽省100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、呂蒙りょもうの意見を容れて、濡須じゅしゅ安徽省あんきしょう巣湖そうこ長江ちょうこうの中間)の水流の口から一帯にかけて、つつみを築いた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
臨淮りんわい東城とうじょう安徽省あんきしょう・東城)におります。——この人は、胸に六韜三略りくとうさんりゃくを蔵し、生れながら機謀に富み、しかも平常は実に温厚で、会えば春風に接するようです。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は盧江ろこう安徽省あんきしょう)の生れで、周瑜しゅうゆあざな公瑾こうきんといい、孫策とは少年時代からの竹馬の友だったが、その快挙を聞いて、共に助けんと、ここまで急いで来たのだと語った。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)