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あにや
ふりがな文庫
“あにや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
兄哥
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄哥
(逆引き)
奴
(
やっこ
)
、黙って漕げ、何ともするもんじゃねえッて、
此家
(
こん
)
の
兄哥
(
あにや
)
が、いわっしゃるで、どうするもんか。おら
屈
(
かが
)
んでな、
密
(
そっ
)
とその火を見てやった。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何も済まねえッて
事
(
こた
)
アありやしねえだ。よう、
姉
(
あね
)
さん、お前に寒かったり冷たかったり、辛い思いさ、さらせめえと思うだから、
兄哥
(
あにや
)
がそうして働くだ。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
平胡坐
(
ひらあぐら
)
でちょっと磁石さ見さしつけえ、
此家
(
ここ
)
の
兄哥
(
あにや
)
が、
奴
(
やっこ
)
、
汝
(
てめえ
)
漕げ、といわしったから、何の気もつかねえで、船で達者なのは、おらばかりだ、おっとまかせ。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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