“あなみち”の漢字の書き方と例文
語句割合
坑道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そして城兵が、消火にうろたえているすきに、一軍は坑道あなみちを通って、やぐらの下へ抜けて出ろ」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
李逵は楊大臣以下の宮廷人らを相手に例のごとき持ち前の暴勇をふるい出し屋鳴やなり振動のうちに、あやまって、どこかでは火を失し、焔、黒煙、その中を、帝は、裏の坑道あなみち
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
坑道あなみちは早や掘り抜けている。あの高やぐらさえ踏ンまえれば、しめたもの」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「やあ、では坑道あなみちとおったな。ようし、道はひらけた」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
徽宗きそう皇帝、地下の坑道あなみちから廓通くるわがよ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
坑道あなみちを取ろう」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)