“あつす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暑過66.7%
熱過33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「演芸場があまり暑過あつすぎて、あかぎて、さうしてそとると、急に寒過さむすぎて、暗過くらすぎるからだ。あれはくない」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「そんなに天気をめてゐたのかい。へえ。少し暑過あつすぎるぢやないか」
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
わたしにも暑過あつすぎる」
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
何となく心臓の動悸どうき不整ふせいだな、と思いながらも、肌にひろがる午前の冷気れいきに追われて、ザブンと一思いに身を沈めた。熱過あつすぎる位の湯加減である。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)