“あくぼく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悪木66.7%
惡木33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人のあやまちは七度ななたびゆるして上げてくださいまし、ゆるし難いあやまちでも、許して上げるのが功徳くどくでございます、悪木あくぼくの梢にも情けの露は宿ると申しまして
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「それも悪木あくぼくの蔭に居るからだ!」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
如何に零落れいらくなせばとて取戻せしと云れんことも無念むねんなり又是迄年來磨上みがきあげたる武士の魂魄たましひ何ぞ再びへんずる事あらんやかつしても盜泉たうせんの水をのまず熱しても惡木あくぼくかげやどらず君子は清貧せいひん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)