悪木あくぼく)” の例文
旧字:惡木
人のあやまちは七度ななたびゆるして上げてくださいまし、ゆるし難いあやまちでも、許して上げるのが功徳くどくでございます、悪木あくぼくの梢にも情けの露は宿ると申しまして
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「それも悪木あくぼくの蔭に居るからだ!」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)