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あおぶどう
ふりがな文庫
“あおぶどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
青葡萄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青葡萄
(逆引き)
即ちゲーテが作『若きウェルテルの
愁
(
うれい
)
』、シャトオブリヤンが作『ルネエ』の
類
(
たぐい
)
なり。わが国にては
紅葉山人
(
こうようさんじん
)
が『
青葡萄
(
あおぶどう
)
』なぞをやその
権輿
(
けんよ
)
とすべきか。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
見廻した眼は、最後に小野さんに至って、ぐさりと刺さった。小夜子は
背広
(
せびろ
)
の肩にかくれた。宗近君はぬっと立った。呑み掛けの煙草を、
青葡萄
(
あおぶどう
)
の灰皿に
放
(
ほう
)
り込む。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
『
青葡萄
(
あおぶどう
)
』という作に、自分は
鞭
(
むち
)
と
縄
(
なわ
)
とで弟子を薫陶するというような事をいってるが、門下の中には往来で
摺違
(
すれちが
)
った時、ツイ
迂闊
(
うかつ
)
して
挨拶
(
あいさつ
)
しなかったというので群集の中で呼留められて
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
あおぶどう(青葡萄)の例文をもっと
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