“あおな”の漢字の書き方と例文
語句割合
青菜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年の正月ある人に呼ばれて東京一流の料亭で御馳走になったときに味わった雑煮は粟餅に松露しょうろ蓴菜じゅんさい青菜あおなや色々のものを添えた白味噌仕立てのものであったが
新年雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
折々は青菜あおなの柔い草を与えなければなりませんし、夏になると消炭けしずみを粉にして餌に混ぜて一週間に一度位与えなければなりません。消炭の粉は腹の中を掃除します。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
いて来たは空車からぐるまで、青菜あおなも、わらも乗って居はしなかったが、何故なぜか、雪の下の朝市に行くのであろうと見て取ったので、なるほど、星の消えたのも、空がよどんで居るのも
星あかり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)