“あいしんかくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愛新覚羅50.0%
愛親覚羅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわゆる支那北部の旧族、いわゆる支那の歴史あって以来周狄しゅうてきの後に匈奴きょうどとなり、それから種々の変遷を経てりょうきん、またげんとなり、ついに愛新覚羅あいしんかくら氏が起った。
東亜の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
そしてこの北方の蛮族がついに中原を席捲せっけんして国礎を定めたのが、即ちこの愛新覚羅あいしんかくら朝である。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
彼は愛親覚羅あいしんかくら氏が絶漠ぜつばくより起り四百余州を席捲せっけんするの大機を洞観し、国防的経綸けいりんを画せり。彼は思えり、北狄ほくてき、支那を呑む、いて我くにに及ぶ、殷鑑いんかん蒙古にありと。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
また明暦元年には愛親覚羅あいしんかくら氏が支那一統の余威を以てあらたに使節を沖縄に派遣するという噂を聞いて、沖縄をして清国との関係を開く事の無いようにさせてもらいたいと幕府に願うた事もありました。
琉球史の趨勢 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)