“愛親覚羅”の読み方と例文
読み方割合
あいしんかくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は愛親覚羅あいしんかくら氏が絶漠ぜつばくより起り四百余州を席捲せっけんするの大機を洞観し、国防的経綸けいりんを画せり。彼は思えり、北狄ほくてき、支那を呑む、いて我くにに及ぶ、殷鑑いんかん蒙古にありと。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
また明暦元年には愛親覚羅あいしんかくら氏が支那一統の余威を以てあらたに使節を沖縄に派遣するという噂を聞いて、沖縄をして清国との関係を開く事の無いようにさせてもらいたいと幕府に願うた事もありました。
琉球史の趨勢 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)